1) 貼付部位は両上腕内側部である。
2) 貼付部位の決定はまず異常を認めない
皮膚表面を選び水溶性のマジックで印をつける。      
   
3) 試料一点につき大きさを1.5cmになるように切り貼付する。粉体、液体軟膏の場合は皮膚に直接塗布する。          
4) 試料の上を2cmのガーゼ2枚でおさえ更に
その上から紙絆創膏でおさえる。
   
5) 1回の検査は右上腕5点、左上腕5点合計10点貼付しうち1点をコントロール試料とする。
この状態で24時間貼付する。
6) 24時間貼付後、試料を剥し30分後肉眼判定を行い、異常のないものに限り、レプリカ標本を作製する
   
7) レプリカ板にレプリカ液を均一に塗る 8) 指紋をできるだけつけないようにレプリカ板を持ちレプリカ板の一方の端より被験者皮膚表面に静かに貼る。貼付時間は室温と湿度により多少異なるが1〜2分間である
   
9) 静かにレプリカ板を皮膚表面より剥す。  10) 皮表レプリカの取れたレプリカ板をセメダインで台紙に貼る。これで皮膚のレプリカ標本の作製が終わる。         
   

Fig.1 パッチテストの手順


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